2007年4月17日

春季例大祭無事終了 ありがとうございました

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:34 PM

40.jpg

春祭を無事斎行できました。ご協力、お励ましいただいた皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
角田から毎年参加のカッパさんが「ここのお祭りは必ず晴れる」と驚くほど、今年も良い天気でした。寒すぎず厚すぎず、神輿を担ぐにはまた、絶妙の気温でした。担ぎ手が常時20名程で心配しましたが、ベテランの采配と若手の力で、最後の「お引っ込み」までキッチリとつとめていただきました。
「こうやって担ごうとする間は、ずっと天気ですよ。神さまが喜んでいる証拠です」。今年もきっと良いみのりがいただけるものと思います。

2007年3月21日

春彼岸は草餅

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:33 PM

39.jpg

寒の戻りも徐々に和らいできました。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。
暖冬で2月のはじめ頃から芽を出したヨモギは、3月の寒さに耐え、甘さと香りを増したでしょうか。子供たちが摘み取った若芽は、茹でて絞ると大人のコブシ2個分ほどにもなりました。
中日の今朝、そのヨモギを全部搗きこんで、草餅を搗きました。若草色のなんとも春らしいお餅の搗きあがり。
神前にお供えし、ご先祖ざまにもあげました。きっとほのかな春の香りを楽しんでいただけたものと思います。
もちろん朝食はお餅。それに青菜として、これも子供たちが山の田の水路から摘んできた芹のおひたしが添えられました。

2007年3月14日

氷の綱渡り

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:33 PM

38.jpg

拝啓
 寒の戻りです。やっと冬が来た感じ。ここ数日雪降りでした。
 寒さはこたえますが、良いですねえ、凛とした感じが。特に早朝は空気が張り詰めていて、なおさらに清々しい気持ちになります。
 そんな境内で雪掃きをしていたら、林の中に珍しいものを見つけました。蜘蛛の糸に氷がぶら下がっているではありませんか。きっと昨日吹雪いた雪が溶けて水滴になり、それが昨晩の寒さで氷ついたのです。ちょっとくたびれた蜘蛛の糸を、氷が綱渡りしているよう。
 雪や氷は時に思わぬ造形を見せてくれます。
 あと1週間ほどは、冬を楽しめそうです。
                   それでは・・・

2007年3月8日

お雛祭り

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:32 PM

37.jpg

数日前になりますが・・・
3月3日に2回目となる雛祭りを斎行しました。
今回も菊池きい先生達にお越しいただき、折り紙の流し雛作りをご指導いただきました。
子供と保護者、はぐくみ学園の利用者など、23名が参加しました。でも折り紙を折っているときはみな子供。
お祭りののち、坂を下った桜井川に、お雛さまを送りました。
おやつの鶯餅を食べた後は、ちょっと難しいお雛さま作りをおそわりました。
春の穏やかなひと時でした。

2005年8月4日

東北 夏

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:31 PM

35.jpg

いよいよ梅雨明けしました。もっとも当地はもう少し前に明けていたようですが。昨日の夕方はものすごい雷で、隣の地区の住吉神社の杉のご神木に落雷、炎上。あわや社殿に延焼か、というところで消し止められました。クワバラ、クワバラ。
夕刻、明日の夏祭の準備をしていたら蝉の幼虫を発見。子供たちと観察することにしました。「まだかな」「羽が出た!」「色が変わったよ」と興味津々。何年も土の中で過ごして、やっと地上に出たんだよ。静かに見守ってやろうよ。
里山の夏の風景。しばし暑さを忘れて見入りました。

2005年7月25日

雅楽in東北歴史博物館

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:30 PM

34.jpg

拝啓
暑中お見舞い申し上げます。
でも東北はまだ梅雨明けせず。まもなく上陸しそうな台風は怖いけど、梅雨空を吹き飛ばしてほしいですね。
そんな梅雨空の合間をぬうように昨日、東北歴史博物館の特別展に合わせて雅楽の演奏をしてきました。宮城野雅楽会と、東京から雅楽同友会が来仙し、大きな演奏会になりました。
管弦、巫女舞、舞楽と盛り沢山の2ステージ。悠久の調べと夏の夜の涼を求めて鑑賞しに来た観客からは「夢のよう」とのお褒めをいただきました。
補欠で出させてもらった身としては、めったにできないよい経験でした。でも、こんなだったらもっと練習してくるのでした。足を引っ張って、皆さんゴメンナサイ。
一刻も早い梅雨明けを願いながら、それでも台風にはくれぐれも万全の備えを。
                                敬具

2005年7月19日

祝 ふれあい広場オープン

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:29 PM

33.jpg

前略
角田の町から来て島田の北の入り口、高橋の高台に「舘島田ふれあい広場」が7月16日にオープンしました。舘島田地区の有志会「ゆうらく会」が県から土地を借り受け、地域のコミュニティー広場として整地し、産地直売所を立ち上げたのです。朝採りの野菜、山菜や花卉盆栽、民芸品まで並びます。朝から花火を上げるわ、餅つくわ。出だしを心配したのですが、大盛況でうれしい悲鳴だとか。追加で畑に採りに行くほど。会長が神社の総代さんだし、私も「おだず」のが大好きなので会員に混ぜてもらっています。竹炭や木炭なら良いのが出せそうだし。地域住民の手でふるさとが元気になっていくのは、なにかワクワクしますね。皆さん、どーぞ寄ってってくないん!

2005年5月30日

出たね たけのこ!

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:29 PM

32.jpg

前略
涼しい日が多い5月でしたが、他所と比べてうちの山には筍がよく出ました。昨年末からこの春にかけて、忠魂碑から参道にかけて孟宗竹を切り払ったり、間引いたりしたからでしょう。景観は良くなるし、筍は採れるし、やっぱり山は手入れしないとだめですね。修繕事業に併せて境内整備もいよいよ本格的に始まります。もっともっと親しみやすい鎮守の杜を育てて行きたいですね。しかし毎日、子供たちに「山行こう。たけのことろう。」と連れ出されるのには参ってしまいます。採りきれません。ほしい方はお声がけを。

「文化財の森」除草

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:28 PM

31.jpg

ちょっと前の写真ですが、大崎八幡宮「文化財の森」の除草作業風景です。昨年、八幡さまは400年ぶりに見事に社殿修復が成ったわけですが、用材の確保に苦労をしました。かなりの量でブナなど特殊な材が使われていましたから。そこで今後数百年後の修繕にはもちろん、他の文化財の修復にも使えるよう、八幡さまでは「文化財の森」を育てるという途方も無い事業を始めたのです。蔵王山ろくに用地を設け、地域森林組合をはじめ多くのボランティアの協力を得て、昨年植樹を行いました。1年が経過し、夏草や大雪に耐えた苗木一本一本に添木をし、除草しました。約700人のボランティアの皆さんに混じり、作業を手伝ってきました。ゴールデンウイーク最終日、萌黄色の芽吹きと山桜の中、気持ちのいい汗を流しました。

2005年3月23日

農の春

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:27 PM

30.jpg

拝啓
御元気ですか。
新年を通り越し、春の御便りになってしまいました。例年のことながら年末年始、そして春先まで、どうしてもパソコンの前に座っている時間が限られますね。
と言うことで、今回は当地の春を想わせる写真を送ります。
「野焼き」。春の農作業を始める前に、雪が消えた畦や畑の周辺の雑草を燃やします。越冬する害虫を駆除するのが目的ですが、春の風物詩ともいえます。実際、作業している人たちが嬉々としてやっていますから。「野焼きが来れば春」というわくわくする気持ちなのでしょう。
私は消防団として警戒に当たっていたのですが、調子がついてか葦原まで燃やすこととなり、おかげでポンプをはじく羽目に!火は強くなるわ、煙いわ、散々でした。
背景には雄大な蔵王の雪景色が見えているのに、煙と熱でゆがんでいます。残念。ちなみに右のトラックは私の愛車(作業車)ハイゼット。
野焼きが済むといよいよ春の農作業が始まります。里ざとがかっきづいてくるのです。
そろそろ御祭です。4月6日にはぜひお参りに来てください。なんでしたらお神輿も担いでください。
                              敬具

« 前ページへ次ページへ »

All rights reserved. Copyright(C)2015 Shrine Atuhitakahiko.