暑さ寒さも彼岸まで。ようやく秋の気配が感じられるようになりましたね。
この夏の暑さは異常でした。人間も大変でしたが、農作物にも影響が出ています。今後もこのような気候変動が続くのでしょうか。生存にかかわる事態にならなければと願うばかりです。
この状況が人為的な地球温暖化に起因するものならば、私たちは猛省とともにできうる限りの対策を今すぐ行わなければならないでしょう。「私たちの力はあまりにも小さい」と言うかもしれません。でもできることから取り組むしかありません。国では「ゼロカーボンアクション30」など「ひとりひとりができること」を示しています。
神は守護してくれますが祟りもします。特に日本の神々は自然の摂理を象徴しています。神を崇め恐れる謙虚さが、人の力が肥大してしまった現代だからこそ必要なのだと強く感じます。
重陽の節句は10月23日(旧9月9日)になります。神棚に幣束をお祀りし秋の収穫を祝い菊に長寿を願いましょう。
何故重陽の節句が9月9日なのか、それは古代中国の思想によるもので、縁起がよい奇数(陽数)のうち、最大数の9が重なることから「重陽」と呼ばれ、最も縁起のいい日と言われてきました。またこの日に菊酒を酌み交わし長寿と無病息災を祈る風習があり、日本には奈良時代ごろ伝来したといわれています。
平安時代には宮廷行事として、江戸時代には庶民の間でも定着し、秋の収穫祭と組み合わさり祝われるようになります。
重陽の節句は別名「菊の節句」「栗の節句」とされ、旬の栗と米と一緒に炊いた「栗ご飯」を食べる風習は全国で見受けられます。
お子さまのすこやかな成長を祝い、ご家族そろってお詣りください。
秋の彼岸も過ぎ、来年の話をしても鬼に笑われない季節となりました。
厄祓い、厄年のお祓いを兼ねた同級会など計画する際は、次をご覧ください。
※男女共前後の歳が前厄・後厄です
社に関する物事の数え方は、神社や神様を敬って用いられるようになった独特の数え方をします。
〈御神札や御守〉一体、二体
〈神輿や石灯篭〉一基、二基
〈神社〉 一社、二社
〈御祭神〉 一柱、二柱
いかがでしょうか。これが全てではありませんが参考にしてみてください。柱という言葉は、数年前、漫画・アニメ・映画で大流行した「鬼滅の刃」の作中で多用され社会に浸透していますね。古来、神霊の宿る樹木を御神木として神聖視してきたことや、木や柱を神坐としてきたことが由来と考えられます。
神社では、厄年や歳祝いの年齢などを数え年で表します。現代では、誕生日に1歳、年齢を加える満年齢を用いますが、日本国には古来、誕生日に関係なく正月に1歳、年齢を加える数え年の風習がありました。これは、正月に大年神様をお迎えしてお祝いをする大切な時期ですので、その時に合わせて1歳ずつ年を取る数え年がふさわしいと考えてきたからです。古くは日本に零(0)の概念が存在せず、生まれた日から1歳で、新年を迎えると2歳となりました。神社界では、日本の伝統的な数え方を継承していくことから数え年を尊重しています。
毎年11月23日に宮中および全国の神社で行われる収穫祭で、五穀豊穣を祈る2月の祈年祭と対になる重要なお祭りです。祭りの起源は、稲作が始まった弥生時代に遡り、『日本書紀(神代紀)』などにも新嘗の言葉が確認できます。
御神恩に対する感謝の祭りとして、天皇陛下自らその年の五穀豊穣を神々に奉告なされます。現在では「勤労感謝の日」ですが、戦前は「新嘗祭の日」とカレンダーにも載っていたそうです。お日髙さんの新嘗祭は午前11時より斎行です。
正月が近づくと「今年親戚で不幸があったけど…」という相談が増えます。
故人の弔いに専念する期間を「忌中」といいます。同居人が亡くなった場合には、神棚に半紙を張ったり、幕を下ろしたりして日々のおまつりは控えます。
追悼の心を持ちつつ日常生活を営む期間を「喪中」といいます。地方で差異はありますが、日常生活を営む以上、神棚まつりや神社参拝などは差支えありませんが、気後れする時は喪が明けてからにしましょう。正月に関しては、故人が亡くなってから50日(喪明け)が過ぎて居るのであれば、問題はありません。しかし、もう少し追悼に専念したい時は、旧暦の正月をお祝いしましょう。
詳しくは神社庁発行の「宮城県神社祭事歴」、ご相談はお日髙さん社務所までお尋ねください。
(順不同)
佐藤和隆 殿
戸村圭太 殿
只野安博 殿
戸村久美子殿
黒須俊明 殿
山家 隆 殿
富田 正 殿
赤坂 誠 殿
高橋政信 殿
森 一浩 殿
渡邉郷司 殿
黒須利昭 殿
齋藤 仁 殿
目黒雅光 殿
門馬 強 殿
門馬希道 殿
坂本正義 殿
戸村正男 殿
門馬一男 殿
門馬忠男 殿
門馬正典 殿
齋藤勝二 殿
小野 謙 殿
ホーリーパン殿
三品久志 殿
赤堀伸一 殿
桑島 正 殿
㈱グランツ殿
齋藤秀明 殿
菅井英典 殿
齋藤貴弘 殿
八巻海夕 殿
八巻周平 殿
畑 明 殿
齋藤 實 殿
赤坂栄喜 殿
黒須久男 殿
佐藤雅邦 殿
佐藤 啓 殿
佐久間佑一殿
団保組 代表 齋藤仁一 殿
《全12幕 データ化》
当神社に帰属し、明治頃から続く伝統芸能「島田神楽」が本年度、市の無形文化財のデータ保存の取り組みにより全12幕を収録する運びとなりました。
全幕を行うのは、平成24年の創始1900年祭奉祝行事以来となり、会員一同稽古に励んでおります。
※DVDは今年度末頃完成の見込み
《角田市民俗芸能大会》
本年も角田市民俗芸能大会が開催予定となり、島田神楽保存会も参加いたします。お時間ありましたら是非足をお運びください
詳細は次の通り
先ず、先の夏季例祭斎行に多大なご協力を賜りましたこと、御礼申し上げます。異常気象により境内の草花も例年に比べ、季節の巡りが変化しているようです。銀杏は大豊作で境内はいい匂いがします…神社では早速、暖房器具の確認をしました。(禰宜)