2007年3月8日

お雛祭り

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数日前になりますが・・・
3月3日に2回目となる雛祭りを斎行しました。
今回も菊池きい先生達にお越しいただき、折り紙の流し雛作りをご指導いただきました。
子供と保護者、はぐくみ学園の利用者など、23名が参加しました。でも折り紙を折っているときはみな子供。
お祭りののち、坂を下った桜井川に、お雛さまを送りました。
おやつの鶯餅を食べた後は、ちょっと難しいお雛さま作りをおそわりました。
春の穏やかなひと時でした。

2005年8月4日

東北 夏

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いよいよ梅雨明けしました。もっとも当地はもう少し前に明けていたようですが。昨日の夕方はものすごい雷で、隣の地区の住吉神社の杉のご神木に落雷、炎上。あわや社殿に延焼か、というところで消し止められました。クワバラ、クワバラ。
夕刻、明日の夏祭の準備をしていたら蝉の幼虫を発見。子供たちと観察することにしました。「まだかな」「羽が出た!」「色が変わったよ」と興味津々。何年も土の中で過ごして、やっと地上に出たんだよ。静かに見守ってやろうよ。
里山の夏の風景。しばし暑さを忘れて見入りました。

2005年7月25日

雅楽in東北歴史博物館

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拝啓
暑中お見舞い申し上げます。
でも東北はまだ梅雨明けせず。まもなく上陸しそうな台風は怖いけど、梅雨空を吹き飛ばしてほしいですね。
そんな梅雨空の合間をぬうように昨日、東北歴史博物館の特別展に合わせて雅楽の演奏をしてきました。宮城野雅楽会と、東京から雅楽同友会が来仙し、大きな演奏会になりました。
管弦、巫女舞、舞楽と盛り沢山の2ステージ。悠久の調べと夏の夜の涼を求めて鑑賞しに来た観客からは「夢のよう」とのお褒めをいただきました。
補欠で出させてもらった身としては、めったにできないよい経験でした。でも、こんなだったらもっと練習してくるのでした。足を引っ張って、皆さんゴメンナサイ。
一刻も早い梅雨明けを願いながら、それでも台風にはくれぐれも万全の備えを。
                                敬具

2005年7月19日

祝 ふれあい広場オープン

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前略
角田の町から来て島田の北の入り口、高橋の高台に「舘島田ふれあい広場」が7月16日にオープンしました。舘島田地区の有志会「ゆうらく会」が県から土地を借り受け、地域のコミュニティー広場として整地し、産地直売所を立ち上げたのです。朝採りの野菜、山菜や花卉盆栽、民芸品まで並びます。朝から花火を上げるわ、餅つくわ。出だしを心配したのですが、大盛況でうれしい悲鳴だとか。追加で畑に採りに行くほど。会長が神社の総代さんだし、私も「おだず」のが大好きなので会員に混ぜてもらっています。竹炭や木炭なら良いのが出せそうだし。地域住民の手でふるさとが元気になっていくのは、なにかワクワクしますね。皆さん、どーぞ寄ってってくないん!

2005年5月30日

出たね たけのこ!

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前略
涼しい日が多い5月でしたが、他所と比べてうちの山には筍がよく出ました。昨年末からこの春にかけて、忠魂碑から参道にかけて孟宗竹を切り払ったり、間引いたりしたからでしょう。景観は良くなるし、筍は採れるし、やっぱり山は手入れしないとだめですね。修繕事業に併せて境内整備もいよいよ本格的に始まります。もっともっと親しみやすい鎮守の杜を育てて行きたいですね。しかし毎日、子供たちに「山行こう。たけのことろう。」と連れ出されるのには参ってしまいます。採りきれません。ほしい方はお声がけを。

「文化財の森」除草

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ちょっと前の写真ですが、大崎八幡宮「文化財の森」の除草作業風景です。昨年、八幡さまは400年ぶりに見事に社殿修復が成ったわけですが、用材の確保に苦労をしました。かなりの量でブナなど特殊な材が使われていましたから。そこで今後数百年後の修繕にはもちろん、他の文化財の修復にも使えるよう、八幡さまでは「文化財の森」を育てるという途方も無い事業を始めたのです。蔵王山ろくに用地を設け、地域森林組合をはじめ多くのボランティアの協力を得て、昨年植樹を行いました。1年が経過し、夏草や大雪に耐えた苗木一本一本に添木をし、除草しました。約700人のボランティアの皆さんに混じり、作業を手伝ってきました。ゴールデンウイーク最終日、萌黄色の芽吹きと山桜の中、気持ちのいい汗を流しました。

2005年3月23日

農の春

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:27 PM

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拝啓
御元気ですか。
新年を通り越し、春の御便りになってしまいました。例年のことながら年末年始、そして春先まで、どうしてもパソコンの前に座っている時間が限られますね。
と言うことで、今回は当地の春を想わせる写真を送ります。
「野焼き」。春の農作業を始める前に、雪が消えた畦や畑の周辺の雑草を燃やします。越冬する害虫を駆除するのが目的ですが、春の風物詩ともいえます。実際、作業している人たちが嬉々としてやっていますから。「野焼きが来れば春」というわくわくする気持ちなのでしょう。
私は消防団として警戒に当たっていたのですが、調子がついてか葦原まで燃やすこととなり、おかげでポンプをはじく羽目に!火は強くなるわ、煙いわ、散々でした。
背景には雄大な蔵王の雪景色が見えているのに、煙と熱でゆがんでいます。残念。ちなみに右のトラックは私の愛車(作業車)ハイゼット。
野焼きが済むといよいよ春の農作業が始まります。里ざとがかっきづいてくるのです。
そろそろ御祭です。4月6日にはぜひお参りに来てください。なんでしたらお神輿も担いでください。
                              敬具

2004年12月20日

神楽と雅楽の夕べ

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子供が通う枝野小学校で、PTA教養文化の行事として日神楽と雅楽を披露させていただきました。
島田神楽保存会による神楽は「恵比寿舞」「獅子舞」。特に獅子舞は今年3年生が総合学習の時間に学びました。
雅楽は宮城野雅楽会が演奏しました。この会は雅楽を愛する県内若手神職などによって構成されます。今回は「平調」の曲を演奏しました。市内でこれほど本格的な雅楽演奏は初めてのことではないかと思います。
皆さん、どんな風に感じたでしょうか。
主催者でいながら神楽と雅楽に出演した私は・・・無謀でした。反省。

豊かな稔りに感謝 新嘗祭

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前略
今年の作柄はどうでしたか?
台風や地震など天災に苦しんだ地方の方々に、お見舞い申し上げます。
当地、伊具の里々は何とか災害にも遭わず、作柄は納得いくものでした。昨年最悪の冷害に見舞われただけに喜びもひとしお。たいへんな年があれば、良い年もまためぐってくるはず。
当地のお米が被災地に届きますよう、お祈りいたしました。
祭典に続いて、神社に尽くしていただいた方への感謝状贈呈式がありました。神社を支えていただいた皆様に感謝申し上げます。

2004年11月15日

命の継承

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前略
昨日の夕暮れ、法事に呼ばれた宮司を迎えに子供たちと隣町の丸森へ。そこで宮司が「めったに見られないものを見せてやる」と言うので、町の中を流れる小川の橋の上に車を止めました。
見下ろすと、なんとたくさんの大きな魚がしぶきを上げているではありませんか。
鮭です!ボロボロになりながらも必死に産卵を繰り返す鮭。よく見るとすでに力尽きて川べりに沈んでいるものも見受けられました。近くに孵化場があることも初めて知りました。
初めて、しかもこんな近くで見れるなんて!驚きと共に、命尽きるまで必死に子孫を残そうとする姿に感動を覚えました。人工に孵化されながら、それでも生まれた川のにおいを忘れずに何万キロもの旅の最後に今こうしてここで命を終える。
暗くなり見えなくなるまで子供たちとその勇姿に見入っていました。

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