2007年3月21日

春彼岸は草餅

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寒の戻りも徐々に和らいできました。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。
暖冬で2月のはじめ頃から芽を出したヨモギは、3月の寒さに耐え、甘さと香りを増したでしょうか。子供たちが摘み取った若芽は、茹でて絞ると大人のコブシ2個分ほどにもなりました。
中日の今朝、そのヨモギを全部搗きこんで、草餅を搗きました。若草色のなんとも春らしいお餅の搗きあがり。
神前にお供えし、ご先祖ざまにもあげました。きっとほのかな春の香りを楽しんでいただけたものと思います。
もちろん朝食はお餅。それに青菜として、これも子供たちが山の田の水路から摘んできた芹のおひたしが添えられました。

2007年3月14日

氷の綱渡り

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拝啓
 寒の戻りです。やっと冬が来た感じ。ここ数日雪降りでした。
 寒さはこたえますが、良いですねえ、凛とした感じが。特に早朝は空気が張り詰めていて、なおさらに清々しい気持ちになります。
 そんな境内で雪掃きをしていたら、林の中に珍しいものを見つけました。蜘蛛の糸に氷がぶら下がっているではありませんか。きっと昨日吹雪いた雪が溶けて水滴になり、それが昨晩の寒さで氷ついたのです。ちょっとくたびれた蜘蛛の糸を、氷が綱渡りしているよう。
 雪や氷は時に思わぬ造形を見せてくれます。
 あと1週間ほどは、冬を楽しめそうです。
                   それでは・・・

2007年3月8日

お雛祭り

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数日前になりますが・・・
3月3日に2回目となる雛祭りを斎行しました。
今回も菊池きい先生達にお越しいただき、折り紙の流し雛作りをご指導いただきました。
子供と保護者、はぐくみ学園の利用者など、23名が参加しました。でも折り紙を折っているときはみな子供。
お祭りののち、坂を下った桜井川に、お雛さまを送りました。
おやつの鶯餅を食べた後は、ちょっと難しいお雛さま作りをおそわりました。
春の穏やかなひと時でした。

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