2002年6月20日

大森会恒例大森山環境登山

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:01 PM

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拝啓
いよいよ梅雨に入りましたね。人間には厄介でも木々や草花にとっては恵みの季節、鎮守の森の緑が雨にぬれていっそう輝いています。いかがお過ごしですか。
さて、先日の日曜日、またまた大森山に登ってきました。今回は伝統ある大森会の環境登山。ただ登るだけでなく林道を整備したり、ごみの不法投棄を監視したりしながら、古里の自然を愛でるのが目的です。今年は大森会員に加え、枝野・島田地域の親睦団体「万年青会」の面々、地域有志も加わり、中学生1人小学生2人を含めた総勢20名が参加しました。
赤坂大森会長を先頭に、会員が鎌や鉈をふるいます。今回佐藤万年青会長が小型運搬機を持ち込みこれが大活躍。刈払機やチェーンソー、弁当やビール?まで乗せて進みます。
普通の登山と違うのは環境整備もさることながら、要所要所で休むのも恒例となっております。要するに少し働いたら疲れを理由にビールやお酒を飲んじゃうんですね。頂上までに計4回、空気が薄くなるわけでもなく、アルコールがまわるぶん段々と足取りが鈍るわけです。結局2時間以上かかりました。
頂上では特に眺望を確保するための伐採作業が主となりました。お酒を控えた只野さんと私、2人のチェーンソーマニアが木を選びながら伐採。すっかり出来上がった連中は「その木は要らねえ、それは残せ」と上から監督するばかり・・・。
東に太平洋を鳥瞰し、西に蔵王を望みながらあらためて乾杯。今日の成果とこれからの整備を語りながらお昼となりました。
下山もまたゆっくりで、山菜を採る人あり、アケビの蔓で籠を編む人あり。公民館に到着後来年また登ることを約束して笑顔で解散しました。
先の育成会と今回の大森会の登山でだいぶ大森山も整備されました。秋の登山や冬の山頂整備も予定しています。来春には山ノ神の祠を再建しようという意見も。信仰の山、レクリエーションの山としてますます親しまれるよう整備したいと思います。皆さんもどうぞ遊びに来てくださいな。そのときはご案内しますので、どうぞご一報を。
                           敬具

2002年6月5日

ワールドカップに日の丸をありがとう

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:00 PM

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前略
枝野、館山、丸森の小学生のみんな、はぐくみ学園利用者のみなさん。見ましたか、ワールドカップ。

国歌「君が代」が斉唱されるさいたまスタジアムを、みなさんが心をこめてかいた国旗「日の丸」が埋めつくしましたね。感動的なシーンでした。日本代表の選手はあの光景にどれほど勇気付けられたことでしょう。そしてみなさんの応援が通じたのか、日本代表選手もベルギーの選手もすばらしいプレーをくり広げてくれました。

ワールドカップ日本代表出場試合に日の丸と応援メッセージをかいた画用紙を送ってくださいとお願いしたところ、みなさんはこころよく引き受けてくれました。さまざまなメッセージが寄せられ、そのどれにもみなさんの一生懸命な応援の気持ちがこめられていました。私たちはそれを日本サッカー協会にお渡しし、協会は会場でサポーターひとり一人に手渡しました。みなさんはおそらくテレビで観戦したことでしょうが、みなさんの日本チームを応援する気持ちはサポーターといっしょにあのスタジアムにあったのです。

世界的なスポーツ競技にはその国の国旗が掲げられ国歌が斉唱されます。なぜなら国旗と国歌はその国の象徴(しょうちょう)であり、誇り(ほこり)だからです。どの国も互いの国旗と国歌には最高の敬意(けいい)をあらわします。それが国際社会の大切なルールです。ですからみなさんは今回、日の丸を送ることで立派に国際社会に参加したのです。日本人として世界の友達と対等に向かい合ったことになります。

さあ、第2戦、第3戦はどうでしょう。きっと日本代表の選手たちは堂々とすばらしいプレーをしてくれるものと思います。なぜならみなさんの日の丸が次も、その次もスタジアムで選手たちを応援しているのですから。ガンバレ日本代表!

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