2002年6月5日

ワールドカップに日の丸をありがとう

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:00 PM

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前略
枝野、館山、丸森の小学生のみんな、はぐくみ学園利用者のみなさん。見ましたか、ワールドカップ。

国歌「君が代」が斉唱されるさいたまスタジアムを、みなさんが心をこめてかいた国旗「日の丸」が埋めつくしましたね。感動的なシーンでした。日本代表の選手はあの光景にどれほど勇気付けられたことでしょう。そしてみなさんの応援が通じたのか、日本代表選手もベルギーの選手もすばらしいプレーをくり広げてくれました。

ワールドカップ日本代表出場試合に日の丸と応援メッセージをかいた画用紙を送ってくださいとお願いしたところ、みなさんはこころよく引き受けてくれました。さまざまなメッセージが寄せられ、そのどれにもみなさんの一生懸命な応援の気持ちがこめられていました。私たちはそれを日本サッカー協会にお渡しし、協会は会場でサポーターひとり一人に手渡しました。みなさんはおそらくテレビで観戦したことでしょうが、みなさんの日本チームを応援する気持ちはサポーターといっしょにあのスタジアムにあったのです。

世界的なスポーツ競技にはその国の国旗が掲げられ国歌が斉唱されます。なぜなら国旗と国歌はその国の象徴(しょうちょう)であり、誇り(ほこり)だからです。どの国も互いの国旗と国歌には最高の敬意(けいい)をあらわします。それが国際社会の大切なルールです。ですからみなさんは今回、日の丸を送ることで立派に国際社会に参加したのです。日本人として世界の友達と対等に向かい合ったことになります。

さあ、第2戦、第3戦はどうでしょう。きっと日本代表の選手たちは堂々とすばらしいプレーをしてくれるものと思います。なぜならみなさんの日の丸が次も、その次もスタジアムで選手たちを応援しているのですから。ガンバレ日本代表!

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