低気圧の雪は春の知らせ
先週末、こちらにもようやくまとまった雪が降りました。境内で10?は積もっていましたね。春雪としては少ないほう。
太平洋側のこの辺りは真冬にはほとんど雪が積もりません。その代わり春先、太平洋沿岸を低気圧が進むときにはドッと降ります。2つ玉低気圧だと余計。
でもこの雪は春が近いしるし。冷たい空気と温かい空気が勢力争いをしている証拠。何度か降って、それがいつか雨にかわって春になる。そういえば春の雪が降る日は独特のにおいがしますね。寒い中にも、なにか湿り気のような、ほっとするような・・・。
先日はちょうど子ども達が休みで雪かきを手伝って(?)くれました。寒かったせいかそれほど重くない雪。一息して子ども達が雪遊びに夢中になっているとき、ふとみると雪かきシャベルのなんとカラフルなこと!そういえばこの冬は日本海側では記録的大雪でした。本当にたいへんだなあと思って見るテレビに映ったのはやはりカラフルなシャベルだった。
雪国の冬は寒くて、雪かきはつらくて、景色はモノトーンで。せめてシャベルだけでも精一杯ショッキングな明るい色を使うのでしょうか。4月には春を告げるように河北美術展が開かれますが、配色に原色が多いのは東北だからでしょうか。