2003年12月29日

準備着々

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今年もあとわずか。どんな一年でしたか?
当社では新しい年を迎える準備が進んでいます。
21日には総代さんが新しい注連縄を綯い各所に付け替えました。藁は佐藤善一副総代長さんの「伊勢光」です。伊勢の神宮から頂いた種籾から丹精こめて育て上げた稲です。さすがに今年は収量が少なかったとか。来年に期待です。
初詣はこの新しい注連縄をくぐっておいでください。

2003年12月15日

なんだ、これは?

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師走もはや中日。いかがお過ごしでしょうか。
またひと月ぶりにお便りいたします。
この間、神社では色々あり、特に写真の物が運ばれてからお札配りや正月準備が遅れております。
実は先日、大崎八幡宮から覆殿(鞘堂)を頂いて来ました。総檜作り、銅版葺きのたいへん立派なものです。
頂いたのはいいのですが、運搬が大変だった。ユニック4トントラックに屋根と胴体を別けて、さらにその積み込みが大変で・・・
作善工務店さんと佐藤勝征総代さんのご協力で何とか無事運び込みました。
しかし、境内に下ろし組み立てるのがまた難儀でした。ユニックが杉の枝に引っかかってリミッターに触れ動かなくなったり、屋根が胴体にうまく収まらなかったり。
でも何とか移し終えたこの建物。さて何に使われるのでしょか。
現在、不肖、禰宜が作善さんにご指導いただきながらあるものに改装中です。上手くできたらまたお知らせいたします。
そういうわけで年末の作業が、いい訳じみていますが、遅れているのです。

2003年11月15日

みんなで七五三

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朝晩めっきり寒くなりました、お元気ですか。
今日は七五三。いつもは静かな境内にも、にぎやかな声が響いています。
昨日は1日早く、枝野幼稚園のみんながお参りに訪れました。本殿では祝詞の声に静かに頭を下げ、組ごとにそろって玉串を捧げました。みんなますますよい子になることでしょう。
少子化の時代ですが、こんな笑顔がもっともっと増えてほしいと心の中でお祈りしました。

2003年10月14日

珍客

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前略
先日珍しいお客さんが尋ねてきたので(?)紹介します。
コウモリです。しかも小さく、丸まった体長は5センチくらいでしょうか。もっとも客と言っても、私たちがしらないだけで、以前から勝手に間借りしていたのかもしれませんけど。
朝に母屋の周囲を片づけていたら、上のほうから落ちてきました。最初は何か黒い塊でゴミかと思って、よく見たらふわふわの毛が生えていて・・・。
喜んだのは子供たち。図鑑で調べるとどうもアブラコウモリ(イエコウモリ)のよう。学校に持っていく、いや幼稚園だ、と興奮していましたが、連休を越すまでには死んでしまうからと説得して、母屋の中に1泊だけしてもらうことにしました。
よく見るとなかなか可愛いかおをしています。唯一空を飛べる哺乳類ということで、尊敬の念すら湧いてくるのでした。
翌朝、記念撮影をして車庫の片隅に置きました。夕刻には姿は無くなっていました。
境内の動物紹介第1号はコウモリ君でした。ご覧になりたい方は、夕方薄暗くなってから境内においでください。えっ、怖いって?
草々

2003年10月3日

秋の味覚

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前略
秋の味覚をお届けします、といっても写真だけですが(ゴメンナサイ)。
手前が「ずんだ餅」で向こうが「栗こ餅」。実はこの写真、先日のお彼岸に撮ったもの。彼岸には必ず神前と霊前にお供えします。その後も何度か、餅やオハギとなり食卓に並びます。
ずんだ餅は最近ポピュラーになり新幹線のKIOSUKUでも年中売っていますが、旬は今。
栗こ餅は、この辺ではおそらくわが家のオリジナル。亡くなった祖母が実家の丸森大内から伝えたものとか。栗を茹で、皮をむき、すり鉢ですりつぶします。一方砂糖や水あめを溶かしあめを作ります。つきたての餅に熱いあめを絡めてその周りに栗粉を手でにぎるように絡めます。とても手間のかかるものですが、そのぶん味は格別。できるなら栗は柴栗のほうが香ばしさが増します。
当地には豆名月、芋名月、栗名月などの意識がまだ残っています。稲作以前の東北が垣間見られるような気がします。写真だけでなく、どうぞ東北の秋を食べにきてくださいな。
                                                        草々

2003年9月19日

いつのまにか秋

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:08 PM

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今日は。すこし御無沙汰しておりました。

地域あげての行事をお手伝いしているうちに、ふと気が付くと秋の気配。そういえば鎌倉に奉職していたとき、9月15日の八幡様の例大祭が季節の境だったなぁ。大崎八幡さんの例大祭のお手伝いをしていてもそんな気がします。秋の訪れは全国一律なのかしら?
幼稚園に送る道すがら、畑の土手に赤いマンジュシャゲを見つけました。最近草刈されたはずなのにあっという間にスーっと茎をのばして咲いている、不思議な花です。別名ヒガンバナ。
彼岸が過ぎれば伊具の里も日一日と秋が深まります。

2003年8月27日

太陽光発電設置中

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:08 PM

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拝啓
冷夏だったのに残暑は厳しいそうです。いかがお過ごしですか。
こんな年ですが、太陽光発電装置を取り付けることにしました。空調技工?庄司さんの紹介で、シャープ社のパネルを3.56kw分。とりあえずわが家の使用電力を賄いながら、よければいずれ神社にも導入できるよう検討していくつもりです。
天照大神様のご加護は言うまでもなく計り知れません。それをさらに最先端のテクノロジーで電気としていただくわけです。しかも公害0。これこそ究極の神道的営み!
とまあ、あまり大上段に構えずに使ってみようと思っています。子供たちに節電の習慣を身に付けさせるだけでも意味がありそうですしネ。
日本人は自然を恐れ敬い恩恵をいただいて暮らしてきました。そして未来にもそう在れればと願います。神社として太陽光・風力・水力などクリーンエネルギーの利用を積極的に考えていくことは意味のあることと思っています。
発電し出したら、また報告します。不順な気候ですので、体調にお気をつけください。
                                            敬具

2003年8月11日

地震災害復興支援

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:07 PM

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前略
震災復興支援に行ってきました。
県内の若手神職で組織する宮城県神道青年協議会の緊急事業として、5・6日の両日(私は6日)、手始めに矢本町の神社復興と町内ボランティアのお手伝いをしました。
震災は予想以上のもので驚きました。震源が浅かったからか、被害地域はひろくはないようでしたが程度は大きかったように感じました。屋根瓦が落ちたり蔵が傾いたり、基礎からそのままずれてしまった家もありました。塀の倒壊も目立ちました。修復にはかなりかかるだろうと思われます。
現地での問題は、要請に対してボランティアの数が絶対に少ないこと。矢本町は避難者が少なく報道されているからか他の町に比べボランティアを申し出る人が少ないのだそうです。しかし、表に出ない被害は他に比べても大きいだろうと思われます。
余震も続き、片づけを手伝っている最中に、傾きかけた家屋から逃げ出す場面もありました。地震の被害は起きた当初は言うまでも無く、その後も物理的、精神的にもながく深く続くからこそ恐ろしいのですね。
どんなかたちでもいいと思います、ぜひ災害復興に御協力下さい!                                            草々

夏祭

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:06 PM

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前略
夏祭を無事終えることができました。皆さんのご協力のおかげです。ありがとうございました。
地元小学生、幼稚園児、はぐくみ学園利用者、養護学校初等部児童の皆さんに奉納いただいた160個余りのとうろうが石段参道、そして境内を明るく照らしてくれました。
巫女舞は鎮守の森の幽玄さを際立たせ、神楽は祭りを賑やかにしました。打上げ花火は文字通り祭りに花を添えました。有志の皆さんの振る舞いに参拝者はのどを潤し舌鼓を打ちました。
神さまもさぞかしお喜びになられたことと思います。
不順な夏ですが、皆の願いが神さまに届いて、秋の実りがいただけるよう、日々お祈りしたいと思います。
                           草々

2003年8月4日

祭りの前

Filed under: 鎮守の森だより — admin @ 3:05 PM

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前略
明日5日はいよいよ夏祭。昨日の日曜は朝から準備に大忙しでした。
早朝より各区掃除奉仕の方に出ていただき境内を清掃しました。山草がはびこり、なかなか難儀をおかけしましたが、おかげで大変きれいになりました。
その後、当番と有志の総代さんでとうろうの杭打ち、コードの準備などをお昼まで。
梅雨明けの暑さで皆汗びっしょり。と、くればビールでしょう。総代さんの取っておき「久保田」も冷えていて美味かった。
午後は神楽会で舞台づくり。毎年すこしずつ違っているのが面白い。夕刻、完成した舞台で稽古をしました。
やっと迎えた盛夏。ヒグラシのせみ時雨の中で祭典をご奉仕したいものです。皆さんどうぞお参りください。

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